闇の管理人のプロフィール

1 闇の管理人のプロフィール

私は天神龍幸(てんじん　たつゆき)と言います。
過去15年間、逮捕され服役するまで裏社会と表社会の両方を兼務し生きて来ました。
その経歴を簡単に書いておきます。

闇金の経営者になるまで

私は15歳の時にとび職を始めました。
当時ミナミの帝王のビデオを毎日見るほどミナミの帝王が大好きでいつか金融屋になりたい。
そう思っていました。

そして17歳になってすぐにとび職を退職しキャバクラのボーイとしてアルバイトを始めました。
そこにお客さんとして通っていた闇金の社長がいました。
闇金の社長は私にうちで働かないかと聞いてきました。

2年前に金融屋になりたいと思っていた自分に金融屋にならないかと言う誘いが天から舞い降りました。

もちろん、即答でやります！
働きますって言ったのを覚えています。

即、私は闇金で働き始めました。

しかし、闇金の仕事は事務作業のような感じで実際はミナミの帝王のような仕事ではありませんでした。

毎日営業電話に明け暮れてそれが終われば取り立ての電話の繰り返し。
回収に行くことなど皆無に近い状態でした。

こんな面白くない仕事なのかと思い始めた頃に中国のグループの人から金主がいるからお前がトップに立って金融屋を作って経営したらどうだ？と言う誘いがありました。

そこで私は最初にいたグループを抜け独立を決意しました。
それが18歳の時でした。

18歳にして闇金の経営者となりこれで自分の思い描く金融屋が出来ると思いました。
しかし、スタートして半年が経った頃。『宇都宮健児』と名乗る弁護士からほとんどの債務者の弁護人になったと言う受任通知が届きました。
今後返済は一切しない過払い金を払えと言う内容でした。

ここから一気に経営は急降下し始めました。
新しく貸してもすぐ宇都宮が出てくる。

一円も返してもらってないのに元金も返さないの一点張り。

そして経営をはじめ1年ほどで闇金は倒産する羽目になりました。

闇金をやめ第二の人生

20歳で無職となり何をして生きていこうかと思いとりあえずは働かなくてはならないのでアルバイトなどで生計を立てて生きていましたがやはり闇金時代の給料が忘れられず何かないかと探していたところ友人が裏DVDをネットで売る仕事していました。

今ではネット販売は当たり前ですが当時ではなかなか最先端でした。

今でも歌舞伎町には裏DVDの店舗があったりします。

そして裏DVDの販売を始めることを決意し2週間と言う速さでネットショップを自力で立ち上げスタートしました。

そのスタートした時点の私の所持金は16円しかありませんでした。

1週間後には財布の中に数十万円のお金があったのを記憶しています。
そこから6，7年は毎月コンスタントに100万以上は収入があり、ほぼ遊んで暮らして生きている状態でした。
他にも仕事をしておかないといけないと思いデリヘルをし始めましたが従業員に金を持ち逃げされやる気が失せたので1年くらいで廃業。
裏DVDがあまり売れなくなり収入が減り始めた頃、オレオレ詐欺が流行り始めました。